2004-09-25 記憶・再認 考察 夢の中で、記憶が混濁することはないだろうか? いもしないクラスメイトとの再会。 設定のズレた平行世界での日常。 ありもしない経験からくる行動。記憶を思い起こすと言う行為は、認識、記録、回想、再認の4プロセスからなる。夢から目覚めれば記憶は元のままであるのだから、それは記録障害ではない。 思い出せないのではないから回想の不備でも無い。 夢は再認のプロセスを狂わせる。 ありもしない記憶を、記憶として認識する。もっとも、閉じた脳内の出来事である以上それがどうということはないのだが。