第3話 我下戴美少女遊戯

Airをプレイし終わって1週間。夏休みが終わった。
昼間は高校。
夜は、ネット。
俺の日常が再開した。
いつもの会員制サイトで、ちょっと変わった掲示板を見る。
「・・・・・」
今まで見向きもしなかったあるジャンルの投稿。
ここ1週間ほど、妙に気になっている。
「ま、たまにはいいだろ」
そうしておれは、知らない友達から"それ系の"ゲームを入手するようになった。
そして幸か不幸か、10月にはADSLの開通が決定している。
かくして、俺のゲーム収集力はみくのそれを大きく超えた。
 
・・・みくの野望は、ここで第一段階を完了する。