WINSの概要(1)

とりあえずマイクロソフトのドキュメント読んで勉強中。
理解して実装するまでには当分かかりそう・・・。

WINSサーバー

WINS サーバーは、クライアントからの要求に応じてNetBIOS名やIPアドレスを登録したり、自分のデーターベース上でNetBIOS名からIPアドレスを引いてクライアントに割り振るなどの作業を行う。
 DNSと似た印象があるが、DNSがホスト名とIPアドレスの解決を行うのに対してWINSはNetBIOS名とIPアドレスの解決を行う。

Windows2000以降で実装されている。
現在自分はバイトでWindows2000Serverでの稼動を試みている。

WINSサーバーの導入

 コンポーネントのインストール自体は難しくない。
 コンポーネントマネージャーで、ネットワークサービスのカテゴリにあるWindowsInternetNameService(WINS)をインストールすればよい。

WINSクライアント

 クライアントはネットワーク接続時にWINSサーバーに名前を登録しようとする。
クライアントは登録後、必要に応じてWINSサーバーに問い合わせを行いリモート名の解決を行う。
 クライアントは、サーバーを直接使用できるようなネットワーク構成をする必要がある。

WINSを利用できるクライアントがWINSサーバーとの間で行うことは以下の通り。

・ WINS データベースにクライアント名を登録
・WINS データベースのクライアント名を書き換え
・WINS データベースからクライアント名を解放
・WINS データベースからユーザー名、NetBIOS 名、DNS 名、および IP アドレスの対応付けを取得して、名前を解決

WINSデータベース

WINSサーバーがNetBIOS名とIPアドレスの対応を行うためには、当然それぞれの対応が記録されたデータベースが必要となる。

データベースは、状況に応じて圧縮やバックアップを行う。