マスタリングTCP/IP 応用編

 平成10年に初版発行という実は結構古い本だけど、それに気づくまでに80ページを費やすほど内容は充実。
 5年以上たっても通用する基礎知識ってのはこういうのをいうんだなと思ったり。
 
 思うに知識ってのは2種類あると思うんですよね。
 即効性はあるがすぐに陳腐化する応用的な知識と、すぐには使えるようにならないが10年後も通用する基礎知識。
 具体例を挙げるならJavaperlでコード書かける知識は前者で、アセンブリレベルでプログラムの流れを解釈できる知識は後者ですね。
 あるいはRedHatでサーバーを運用する方法が前者で、DNSIPアドレスからホスト名を解決をするまでのプロセスは後者ですかな。
 
 だからどうってことも無いんだけど、言うまでもなくどちらか片方しか持ってないんじゃよろしくないわけで、うまくバランスとっていけたらなと思うわけです。
 頭でっかちの研究者も、小手先だけの技術者もなりたくないからにぇ。