BIND

 BINDというのは、早い話DNSのサービスを提供するためのパッケージ群です。
 とりあえずインストール方法とかは省略して、実際使う段階での話をここにまとめたいと思います。

BINDの基本設定

/etc/named.conf

必要最小限の設定を挙げると、以下のようになるらしい。

options {
directory "/etc/namedb";
};
zone "." {
type hint;
file "named.root";
};
zone "0.0.127.IN-ADDR.ARPA" {
type master;
file "localhost.rev";
};
zone "hogehoge.co.jp" {
type master;
file "named.hosts";
};
zone "80.1.168.192.in-addr.arpa" {
type master;
file "named.rev";
};

 options BINDの設定ファイルがある場所を指定
 zone"." ルートネームサーバーを記述したファイルを指定(ex named.root)
 zone"0.0.127.IN-ADDR.ARPA" localhostを処理する記述。常に一定
 zone"hogehoge.co.jp" 正引きの設定。named.hostsに格納
 zone"5.0.16.172.in-addr.arpa" 逆引きの設定。named.revに格納

 ここでは全て、IPアドレスを逆向きに記述することに注意。

ルートネームサーバーの設定

 named.conf で指定したファイルにアドレスを記述。
 ftp://ftp.rs.internic.net/domain/named.rootにあるデータをコピーするのが確実。

正引きの設定

サンプルは以下の通り

@ IN SOA mailadress.hogehoge.co.jp (
2005062401
10800
3600
604800
86400 )
;
IN NS dns.hogehoge.co.jp.
IN NS isps.dns.server.jp.
;
gateway IN A 172.16.0.1
;
gundam IN A 172.16.1.101
gim IN A 172.16.1.102
guntank IN A 172.16.1.103
zaku IN A 172.16.2.101
gouf IN A 172.16.2.102
gock IN A 172.16.2.103

@ 自ホスト(自動的に置き換えられる)
IN 決まり文句
SOA 基本的な設定項目が始まる宣言
mailaddres.hogehoge.co.jp 管理者のメールアドレス。@を.に置き換える
一連の数値 上から、シリアル番号(任意の整理番号)、データ確認間隔、再施行までの間隔、無効になるまでの時間、キャッシュ可能時間。 全て秒指定。

NS 自ネームサーバーとISPが提供するネームサーバーを指定。

ここまで書いたところでノートのバッテリー残量が5%をきったので断念。


帰宅後に続きを書こうと思ったら、徹夜明けだった自分のバッテリーが切れて断念。

そのうち書きます。