64bitマシン

出勤は昨日だけど書き込めなかったので今日改めて。
研究室に新たにやってきた、64bitのxeonワークステーションをいじくってきました。
シリアルATAに64bitxeonデュアル。BIOSからマザーボードまで全部INTEL純正ときた。
しかも発表されたのが7月期だとか。
おかげで全然webに情報が流れてないでやんの。びっくり。
 
まあわかりやすくいうと、10台の合計金額がレクサスと同じぐらいの最近発売したばっかりのワークステーションが研究室に来て、それのセットアップを任されたわけです。
情報不足で暗中模索だけど、へたすりゃもう一生触れられないぐらい高価なオモチャなので、ちょっくらがんばって給料分働いてきました。
 
まあとりあえず、64Bit版のFedoraCore4を入れろってことで色々試してみました。
まず普通にCD使ってセットアップしようとしたら、いきなりエラーで落ちるこやつ。(具体的にいうと、initrd.img読み込んでる最中に落ちます。/sbin/loderすら上がりません。)
もちろん原因は不明。
ってか、画面表示が初めから2行目の途中で止まるんじゃ手も足も出ない
ので、どうするべえと考えているところに、背後から(というか上司から)ネットワーク経由ならインストール出来るかもという情報(というか呟き)が...
 
つうことでPXE構築。ノウハウは以前のKickStartで培ってるので楽勝♪
…と思いきや、以前自分で作成したマニュアルが理解できず四苦八苦。
やっぱマニュアルってのは根絶丁寧に書かないと意味無いですね。
まあ、過去の記憶を頼りにtftpとdhcp,nfsでサービスを構築してインストール開始。
 
が、ここでまたエラー。(厳密にはKernel Panic)なんでもファイルシステムがロードできないとかなんちゃら。
「こりゃどう考えてもSerial-ATAのせいだろ!」と上司と二人で根拠のない言いがかりをつけ、マニュアルとにらめっこ。そして、グーグル。困ったらグーグル。これ基本です。それだけでこの仕事1年半続けてきました。
で、さすがグーグル。以下要約。(URLは失念。本文も不明だけど多分こんな感じ)

6300ESB(チップセット名)搭載マシンは、ポート1のみにHDDが接続されている場合、HDDを認識せずインストーラーが動きません

じゃあポート0ならいいんかいとばかりに蓋を開けて接続を変更。
(でも実はS-ATAにポートなんて概念があることを知ったのは初めて)
でもそんなうまい話は無いべと再起動すると・・・動いた。通称嬉しい悲鳴です。
上司と二人ガッツポーズです。
 
その後、何故かオンボードNICがeth1、増設したNICがeth0という不審な設定だったものの、インストール自体はたいした問題もなく進行。
無事、64bitのFedoreCoreとご対面できました。
 
が、問題はその後。ネットワークの設定したらブート中にOSがクラッシュ。
原因はLanケーブルの差し違いで、正しいポートに刺したらちゃんと動いた。
原因自体は些細な間違い。でも、結果がクラッシュというのはやや深刻。
この程度でクラッシュするようだと、計算用マシンとしてはけっこう、いやかなり不安。
「これじゃマシンルームで生きていけませんね・・・」と担当者と顔を見合わせる。
(何気にマシンルームは過酷です。まじで)
 
が、ここで時刻はもうすぐ19時。
書類上17時退勤なので続きは金曜に。
 
・・・相変わらず楽しい職場です。