みゆき

一部で書けという要請があったので・・・。
読んだのは高校の時。文庫版で全巻買って、学校で回し読みしたら最終巻がなくなった。
ある意味妹萌えの走りみたいな作品であり、最後に妹と結婚しちゃうあたりは結構アレゲ

個人的には脇役キャラが大好きだった。
特に間崎竜一。
喫茶店・ドラゴンのマスターで、主人公、真人より1歳年上。
高校はいる前に1年遊んでいるため入学は真人と同年。
その後妹の方のみゆきに惚れ込んで真人をお兄さんと呼ぶ。
さらにみゆきと仲良くなるために留年。めでたく同級生となる。
(計算上は高3で20歳)
何気に格闘技の心得があり、5人ぐらいのちんぴらを一人で伸してしまう。
ライバルは教師・中田虎夫。まさに竜虎の戦いである。
でも両方敗者w
ちなみに合い言葉は「一緒の修学旅行」、「一緒の卒業式」そして「一緒の結婚式」
 
なお比較的過去の作品であるせいか、作者の福笑い効果が薄い。
髪型や輪郭、目などのパーツが現在と若干異なるためみゆきのキャラは見分けやすい。
(それでも「陽当たり良好!」など同時期のマイナー作品と比べると似ているが・・・)
 
またコメディーなだけに、ジョージ・ジョン・ポールやスコット・ベンソンなどの使い捨てキャラや、ミツル・A・ダーチの劇脚本「読者は神様編集は鬼」、「風呂は一週間に一度」などのサイドストーリーもステキだった。

ぶっちゃけ主人公の真人とかみゆきx2とかどうでもいいから、
とりあえず読んでみると楽しいと思う。