恩田陸 蒲公英草子

最近、寝る前に読書してその続きを朝起きてから読む生活が続いている。
布団に入って眠くなるまで読書。
眠くなったら本を枕元に置いて就寝。
朝起きたら布団の中で枕元の本を開く。
読み終わったら起きて活動開始。
長期休業最後の1週間にして未だこんな調子。大丈夫なのか?
 
まあ何はともあれ久々に恩田陸であり、常野物語である。
光の帝国が短編集だったのに対し此方は長編。
時は明治かそのあたり。
一人称視点で描かれるのどかな日常と、突然の非日常。
ほとんど一本調子できた流れが急に広がる感覚が印象的だった。
最近色々変な本を読んでいるせいか、人を「しまう」常野の一家とか
主人公の視界と壮大な世界観が妙に一体化した終盤とか
いろいろと変なことを考えさせられた。
 
さて、次は何読もう?