村上春樹 東京奇譚集

友人に「工学部なら村上春樹よりスティーブンストロガッツ読め」とか言われたけど春樹。
アレだろ?両方読んでりゃ文句ないだろって奴だ。
とりあえず新刊の短編集。
カフェイン過剰摂取しながら講義中に読んだらちょっと春樹酔いした。
なんかよくわからないのだけれど、春樹の小説読むと、しばらく思考が春樹調になる。
つまり、あのイカニモな比喩や独特の描写を脳内で一生懸命再現しようとするわけですね。
この症状を春樹酔いと名付けて、少しずつ仲間を集めていたりします。
ハタからみたら変人かもしれませんが構いませんよ。
すでに俺だけに限った話じゃないことがわかってるんでw
 
まあ何にせよ、春樹は春樹。いつも通り楽しめた。
今回は一人称三人称混じった短編集で、すべての話が完全に独立してる。
無理矢理分けるなら回転木馬のデッドヒート系?
最近またハードカバーを平気で買う生活が再開。
大学生が本代ケチってどうするとか言う詭弁を弄しつつも、
来月あたりの財布が心配でならない。