村山由佳 優しい秘密

 

おいしいコーヒーのいれ方 (8) 優しい秘密 (集英社文庫)

おいしいコーヒーのいれ方 (8) 優しい秘密 (集英社文庫)

 
最近本のカテゴリがなかったのは読む冊数が減ったのと読んでも書かなくなったから。
だんだん更新頻度が減ってきてるので久々に読書録。
録なのに読んでも書かないんじゃナンセンスだからね。
 
で、久々のおいコーなわけです。
一年周期だと内容を忘れるわけだが、それにも増してここ2,3作(=ここ2年ぐらい?)は展開がイマイチなのでもう以前ほど楽しめなかったり。
なんか次回作は買わないかもしれないとか思い始めた。
前作(1年前)も一番おもしろかったのはあとがきだとか言ってるしw
 
で、そんなちょっと下降気味なおいコーな訳ですが、今作はなんかいろいろ伏線を張る階だったように思えた。というか、展開がグダグダな部分は総じて伏線だと思うことにした。なんか、具体的に言うとネタバレだから言わないけど、「このさきこれが原因で絶対荒れるぞ」って感じの話ばっかりで読んでてイライラしたのでそういうことにした。納めようと思えば収まる展開をわざわざ先送りにして話を長くしてる感じ。この先でちゃんと納めたら巧いなあざといなでgoodなんだけど、どうなることやら。
 
好意的に解釈しておくと今作は、伏線で読者のイライラを募らせてこの先の展開により深みを持たせるための一冊ということになるんだろうか?
 
ちなみにあとがきは今回も面白おかしく読ませていただきましたw