モカ・マタリ170g焙煎 & 火傷

1ハゼ 8分30秒
2ハゼ 10分20秒
2ハゼピークの11分10秒で焙煎終了。
 
今回は豆の冷却について少し。
豆を煎るためには加熱をする。
熱を得る手段には、電気・ガス・炭火といろいろあり、また熱を伝える手段にも 温風、直火、遠赤外線(とメーカーが主張している製品)などいろいろある。
だがいずれにせよ、豆を加熱して化学変化を引き起こしている点で違いはない。
 
通常、加熱した食べ物は熱いうちにいただくか、冷ましてからいただくかのいずれかを選ぶことになる。コーヒー豆の場合は後者に当たる。つまり加熱して焙煎した後は冷却して熱を逃がさねばならないというわけだ。
 
そしてこの冷却、そのまま放置してさめるまでのんびり というわけにはいかない。豆という奴も意外と熱容量があるらしく、放っておくと余熱で勝手に焙煎が進む。目玉焼きならそれも悪くないのだが、コーヒー豆の場合、焙煎ムラの原因になるといわれるこの余熱をいかに素早く逃がすかが重要となってくる。
 
さて、今回はその冷却過程で問題が起きた。前回思いつきとかでいろいろ書いたりもしているとおり、冷却方法は毎回悩みの種になっている。基本的には豆の入った網カゴをコンロからおろし、振り混ぜながらドライヤーで冷やすわけだが、当然金属製の網カゴは豆以上に熱くなっているわけで、とてもじゃないが素手では触れない。
もし素手で触れば・・・今回のようなことになるわけだ。
いつものようにタオルを使って持ったつもりが、薬指がたまたまタオルのないところに入ったらしい。布巾だと小さくて怖いからタオルを使っていたのだが、それでもこうなるんじゃどうしようもない。
 
結局、豆を冷やすべきところ指を冷やし、落としたカゴから散乱した豆を拾い集め、さんざんだった。薬指が痛い。
 
豆の出来映え?冷却がほとんど出来なかった時点で推して知るべし。