やる気が出ない。
何をしていいのかわからないという言い方もあるが、わからないのはわかろうとしないからだ。
否定の連続。ないのはないからだ。
で、実際的な問題として取り組む意欲がない。
理由なんてどうでもいい。ただ、今、意欲がない。それが問題。
 
早い時間に帰って春樹を読む。
ダンス・ダンス・ダンス
実は買ったきり読んでいない。
読み始めると久々の春樹酔い。
アーリータイムズを一杯二杯飲み、読みふける。
布団をかぶって横になって読む。
ふと、何か書きたくなってここに来る。
今に至る。

別にレスポンスは求めていない。
役に立つかどうかなんて副次的なもので、ただ、やりたいからやる。
やることが目的。その先に関心はない。
目的がほかにあって、やりたいという利害と一致があるからやる。
そんなのは研究室だけで十分。
ストレスに弱く、先にある問題との距離感がつかめない。
あらゆる問題を深刻に考える小心者。
すべてに深刻に挑むことを美徳とする不徳。
明日が憂鬱。それが憂鬱。
だからどうということはない。
 
窓を見れば誰もが残り励んでいる。
そうやって社会は回り、時間が進む。
こうして寝ころんでいるのがとても不思議に思える。
外れたい。でも抜けられない。
切り離されても、やっぱり同じ渦の中。
レールを走らないのは性に合わない。
良いも悪いも関係ない。
それがルーツで、定まったベクトルなのだから。
  
社会へ復帰する時がきた。