Google Developers Day

遅くなったけどレポート。
会場は大混雑。3Gの電波すら圏外の凄い輻輳

キーノートは主にHTML5とアンドロイドの話題。

Androidについては今後の展望を日本のエンジニア視点から。
iOSのシェアは半端ないが、Androidも最近はそれに追従しつつある。
Androidのポイントは開発者とユーザのコミュニティとのこと。
(まあ、開発者の集まりだからそういうのかも知れないけれど)
 
ユーザのレビューとエラーレポートが開発者を支えているとか。
その仕組みをマーケットで提供していますとか。

HTML5はデモを多用
レンダリンググラボに任せることで、アクセラレーションするシステムや、モーションセンサーを巧く使って、暴れながら検索するデモとか、面白かった。
 
まあ、「色々作ってるんで、みんな使い道考えてね☆」ってことらしい。
 
思ったこととして、ローカルの資源をブラウザ経由でWebサーバが活用するって考え方は、次世代の分散につながるような気がした。
今はクラウドとかシンクライアントとか、集約に向かう時代だけれど、歴史的に見たら分散と集約は周期的に切り替わっているわけで、グーグル先生は次の次の時代を見ているのかも。

後は課題として、

  • ユーザに如何に見つけてもらうか
  • 如何に商売につなげるか

が提示されていた。

他に各セッションも回ったけれど、ちと知識不足だった。
もっとGoogleAppEngineやWebToolKit、Androidについて勉強していたら、もっと楽しめたはず。

そのうえで覚えておきたかったことをメモしておく。

  • コミュニティはジュニアなエンジニアを育てたがっている

自分は多分、ジュニアなエンジニアの卒業手前(年齢的に
そんな自分に何が出来るか、考えてみるといいのかも。

  • Devquizでコードを提出させたのは、レビューしてもらうコードを書くことが重要だから

読みやすいコードといだけでなく、教えを乞う姿勢って精神論だけじゃなく、技術面からも作れるんじゃないかと感じた。

  • 俺に出来ることはなんだろう。誰と協力したら凄くなる?

自分で出来ないことを出来る人は多いが、そのなかには、自分なら出来ることが出来ない人もいる。巧い具合に補完し合って、よりよいモノを作れるはず。 そのときの観点は 「自分が求めている人はどんなスキルを持っている人か」 「その人が自分に求めるスキルは何か」 これらをよく考える。

  • SuperHacker懇親会

みんなすごすぎ。あと英語でもっと本社の社員と話したかった。
話せかなった理由は 英語力不足と、ねた不足。 話したいコトを増やすのが第一、さらに、話す手段を得るのが第二。

  • プレゼンの上手い下手は言語を越える

英語つながりでもう一つ、プレゼン巧い人の発表は、英語でも分かる。逆に下手だと、日本語でもワカンネ。これはプレゼン能力向上の恩恵を知っただけでなく、英語のプレゼンが分かったのは自分の英語力より相手のプレゼン力が高かっただけかも知れないという自戒でもある。


全体として、大いにモチベーションが上がった。
短絡的なスキルだけじゃなく、まだまだ色々勉強しないと、いっちょまえになれないし、最大限楽しめない。
がんばるどー。