ミシェル・オンフレ 反哲学教科書

半分ぐらい読んだところで紛失。凹む。
たぶん講義棟に忘れていったので教務あたりにないかと希望的観測。

フランスだとこんな本が高校の哲学教育で使われているらしい。
ホントかどうかは不明だし、そもそも哲学教育ってのがなんだかよくわからないので、
実際にそれが何を意味しているのかは深く考えない方向で。 
 
とりあえず読んだトコまででの感想は、それなりには面白い。
なんかイカニモなトピックを扱って、それについてマイナー(と思われる)テクストを引用する方式。
 
半分以上は哲学書の引用だから小難しいんだけど、各節のテーマとうまく合ったテクストを持ってきてるあたりはたいしたもんだと思った。
哲学書ふつうに読めちゃうぐらいの造詣がある人ならもっと面白いのかもしれない。
 
ちなみにこれ
反哲学 教科書 ではなく
反 哲学教科書 なのだとか。
 
もっとトンデモな内容を期待してたけど、曲がりなりにも教科書でした。