メインマシンの昇天と強化

 
ちょっと恥ずかしい理由でメインマシンのマザーボードが死亡。
仕方ないので復旧計画と強化計画を考えてみた。
以下そのいきさつ
 

前提条件:死亡マシンの環境

この春に強化したばかりの中流スペックマシン
構成は
M/B ASRock 939Dual-SATA2
CPU athlon64 3200+ (Socket939)
Mem DDR400 1GB(1GB*1)
VGA Radeon9600XT (256MBRAM AGP8x)
 
HDDその他は略
 
グラボAGPを使いまわせるという理由で選んだ939dual-sata2
結局一緒に装備したPCI-Express 16xが活躍することはなかった。
予定では下駄履かせてAM2CPUにも対応させて長くお世話になる予定だったのだが・・・。
 

案1 既存構成の復活

939Dual-Sata2はもう市場にほとんど出回っていないから、
それと同等のSocket939マザーを探してきて全乗せ買えをする計画。
だが、さすがにもう939+AGPなマザーが殆どない。
あってもMicroATXとかAGPだけで先が見えないマザーとかばっかり。
つうわけで断念。
 

案2 あえて強化

既存構成復活がだめなら強化しかない。
というわけで再検討。
 

CPUの選定

ここであがるのは SocketAM2でデュアルコアathlonか、LGA775Core2Duoか、という選択肢。
いきなりスペックがジャンプするが、まあ楽しいのでよし。
この場合で見積もると、どっちも大体同じぐらいの価格帯。
ともだちにそそのかされてCore2かなぁと思い始める。
 

M/Bの選定

一応AM2とLGA775、両方で探してみる。
以下の条件で格付け H: AGP+PCIE16x, A:オンボード+PCI-E16x, B:AGP, C:PCI-E
ちなみにAの上はH(変態)
これで見るとAが一番多いが、やはりやや高め&MicroATXばっかり。
ぶっちゃけ今思えばMicroATXでもよかった気がするが、まあそれはよし。
BとCのマザーは正直食指が動かなかったので除外。
そして、Hに格付けできる変態マザーが見つかったのでこいつにほぼ決定。
その名も
 
 
ASRock 775Dual-VSTA
 
 
ええ。またASRockです。しかもDualシリーズです。
早い話が前死んだやつの兄弟です。
こいつはマジで変態。
某所ではふ○なり変態マザーとまで呼ばれるぐらいおかしい。
何がおかしいかといえば、
Memory DDR x 2 DDR2 x2
スロット
PCIEx 16x (4レーンなので速度は実質4x)
AGP8x
PCI x4

ついでにHDMI対応

という2規格並行装備。
なんか939dual買ったときも同じ事いってた気がする。
ついでに価格も8000円ちょいと怖いぐらい安価なので文句なし。
なんとなくASRockがお気に入りメーカーになりつつある昨今。
 
そして善は急げ。
ここまでは壊れた夜2時ごろまでと、翌朝7時ごろから11時ごろまでに考え&調べたこと。
気がつけばtwotopが開店してる時間なので即効突撃。
(こういうときに限ってろくな事がないのだがそれには目をつぶる)
店員にいくらか気になる点を聞いてみて、問題ないと判断して購入。
ちなみにメモリは安売りしてたDDR2 1GB
気になるお値段は
 
775Dual-VSTA 8480
Core2DuoE6300 23780
D2/533-1G 11800

                                        • -

計      44060
 
一応どれも市場平均かそれより少し下というお買い得製品。
マザー壊した原因になった(この時点ではまだ生存確認できていない)
D2/533 1Gをあわせても、合計金額55kちょいとまあ許容範囲内。
せっせと貯めたバイト代はこういうときに使わないと。
 
とりあえず買い物後はバイトがあったのでいったんお預け。
使った分稼がないとね。
そして夜に続く。
 

組み立て

ちうわけでその夜組み立てを開始。
ここではいつものとおり、
動作チェック→ケースへ格納 な流れ。
全部書くのはたるいのでポイントだけ。

動作チェック

流れは
1.CPU設置
2.ファン設置
3.メモリ設置
4.グラボ設置
5.配線
6.動作確認
 
今回は買ってきたメモリと死んでるかもしれないメモリの2枚があるので、
まずは今日買ってきた方で動作チェック。
そのあと死んでるかもしれないほうを見て動いたらラッキー。
動かなかったら・・・初期不良って事にできるかな?(マテ
という計画。
で、組み立てなわけですが
 
 
CPU取り付けがマジ怖い。
 
 
LGA775って、従来と違ってピンがマザーボード側にあって、
CPUはそれがあたる端子だけの平面という新ジャンルなのだが、
こいつがヤバイ。
webで見ると、ピン折れただのそれに気づかずcore2焼いただの
怖いことがいっぱい書いてある。
で、実際にやるとすげー怖い。
従来のはしっかりピンが穴に刺さる感じがあって若干の安心感
があったのに、LGA775はcpuをただ置く感じ。
つまりピンの上に載ってるだけ。こいつを上から押さえたらピンが
曲がりそうなぐらい乗ってるだけ。
もう怖すぎて8回ぐらい向きを確認して、ぐぐって画像とか動画とかで
乗せてるだけでいいのか確認して、さらにマニュアルを熟読して、
そのあと意を決して固定レバーを降ろした。
まじ、ストレスで腹痛になったぐらい怖かった。
 
でもまあそれで問題なく設置完了。
無事動きました。
ついでに怪しかったメモリもちゃんと動作。
どうも犠牲はM/Bだけの模様。
 
というわけでケースに格納することに。

ケース格納

安物でぶっちゃけかなり使い勝手の悪いケース。
さっきは恐怖のストレスだったが、今度は怒りのストレス。
ケースからシャーシが外れないケースって糞じゃないだろうか。
 
んで、ここで衝撃の事実発覚。
新マザーは特に問題ないのだが、旧マザーに明らかな傷跡
 
なんと石がひとつ取れているではないか。
 
基盤のプリントからすれば明らかに2つ並んでいたはずのトランジスタ
その片方があったであろう位置に接着剤の剥がれた後。
どこでどうミスったのかは不明だが、まあ9割がたこいつの欠落が死因。
 
晴れて廃棄処分と相成りました。
 
ごめんよ939Dual・・・。
お前のこと結構好きだから、ジャンク屋とかで見つけたらまた一緒に遊べるかもね。
 
 
ちなみにこの感傷はCore2のベンチ走らせて吹っ飛びましたw
それはまたそのうち。
 

最後に最終構成

M/B ASRock 775Dual-VSTA
CPU Core 2 Duo E6300
Mem DDR2/533 2GB (1GBx2)

VGAほかはまえと同じ