問題演習 平成15年 午前(1)

入出力制御

DMA制御方式

DirectMemoryAccess
CPUを介さず、直接メモリがデータを各種装置とやりとりする。

プログラム制御方式

DMAとは対照的に、CPUがレジスタを介してデータのやりとりを制御する。

デュプレックスシステム

システム構成を2重化し、通常は一方のみを利用。
障害発生時に他方を利用して安定的な運用を実現するシステム。
中でも特に切り替える予備のシステムをすぐに利用できる状態にしておくやり方をホットスタンバイと呼ぶ。
→システム構成方式 参照

データベースに関する問い

データマイニング

大量のデータを分析し、相関関係などを見つけ出す技術。

データマート

データウェアハウスに格納されたデータの内、一部を目的に応じて切り出し、データベースに格納すること

メタデータ

処理対象となる情報を元に規定した、データの構造や操作の枠組み。

OLAP

複数の属性項目をデータベースに格納し、異なる相関属性の組み合わせによる分析を短時間で行うこと。

OLTP

端末より回線経由でデータを入力し、リアルタイムに処理する形態。
→データベース 参照

DFD

データフローダイアグラム。
処理過程でのデータの流れに注目してそれらを図式化したもの。
具体的には発生・吸収を示す四角、処理を示す丸、蓄積を示す二本線(間に名前)を用いる。

object指向における「汎化」

既存のクラスから新たなクラスを生成する手法。
元のクラスからより基本的、一般的な機能のみを抽出して、より一般的なクラスを作る場合を汎化と呼ぶ。一方、機能を付加してより専門的なクラスを作る場合は「特化」と呼ばれる。
通常は、いくつかのクラスに共通した機能を新たなクラスとして定義する。

以上H15年午前問題、20問目までの関連事項